単身世帯や主婦層を中心に利用が増えているコインランドリー。不動産経営の面から見ても、アパートやマンションのように空室リスクや大規模修繕を考えなくて良いというメリットがあります。
今回は、コインランドリー経営を行ううえでチェックしておきたい5つのメリットについて詳しく紹介します。
コインランドリー事業を行う5つのメリット
早速、5つのメリットを一つずつチェックしていきましょう。
景気や天候に左右されず安定している
コインランドリーは店舗を構えて行う事業ですから、天候に大きく左右される心配がありません。ランドリー機器は堅牢で頑丈なので、地震によって物品が破損するリスクも最小限に抑えられます。
他の不動産事業に比べ、不景気に強いこともポイント。1回あたりの利用料金が安いので、常に一定の需要が見込めます。
人件費がほとんどかからない
コインランドリー経営では、人件費がほとんどかかりません。ポイントは以下の2点です。
遠隔操作・防犯システムで無人化できる
店内は24時間体制の防犯システムとクラウド型IoTコインランドリーシステムとの連携によって遠隔監視&遠隔操作が可能なので、基本的にオーナー1人でも経営ができます。
清掃や精算はオーナー1人でできる
上記のシステムを稼働させれば、清掃管理はオーナー自身が行えば人件費は一切かかりません。
コインランドリーの需要は年々上昇している
コインランドリーの需要は年々上昇を続けており、これからもさらに上昇を続けていくとみられます。厚生労働省が発表した資料でも、平成8年から25年までの17年間で店舗数が1.6倍以上に増加しています。
コインランドリー経営は資産運用土地活用に最適
コインランドリー経営は資産運用や土地の活用に適しています。ポイントは以下の2点です。
コストを抑えられる
マンションやアパートの経営は土地や物件の取得から空室リスク、常に入居者を募集し続けなければならないなどのコストがかかりますが、コインランドリーはテナントさえ見つかれば経営がスタートできます。
狭小地や変形地も活用できる
コインランドリーは駐車場や賃貸住宅と違ってあまり場所をとらないため、狭い土地や変形地でも対応できます。
時間などの自由度が高い
コインランドリーの経営で重要とされるものが「自由度」です。自由度の高さとは、具体的にどのような内容なのでしょうか。
時間が自由に使える
遠隔操作による防犯・管理システムを採用すれば、24時間対応の店舗にすることができます。
24時間もしくは深夜帯まで営業できれば、夜から深夜、深夜から明け方にかけて洗濯をしたいユーザーを取り込めますね。
オリジナリティあふれる店舗
コインランドリーといえば、無機質で暗い雰囲気をイメージする方もいるのではないでしょうか。
しかしこれからのコインランドリーは、洗濯乾燥機のデザインや性能にこだわるのが正解。「使ってみたい」と思わせてくれるデザインを採用していくことで利用者への訴求力が生まれます。
コインランドリーは現代的な不動産経営
コインランドリーは若い人や単身者を中心に利用者数が増加しており、将来性が期待できるビジネスです。
現代的な内装にしたり、椅子やテーブルなどのインテリアにこだわったりすることで他店との差別化に繋がります。
自由な発想と現代的な機能を盛り込んだお店づくりをしていけば、さらなる集客効果が期待できるビジネスといえるでしょう。